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【B型肝炎訴訟】 母がB型肝炎のがんで死亡しました(福岡県Sさん)

~弁護士 北村明美のB型肝炎ブログ~

 

(福岡県在住Y.Sさんより)

Q.祖母は亡くなっていますが、血液検査結果が残っており、HBs抗原が(-)だったのですが、その血液検査は、祖母92歳のときのものです。
92歳では、だめでしょうか。
他の病院をあたりましたが、どこにも祖母の血液検査結果は残っていません。

 

A.国は、母親(この場合は祖母)が死亡している場合、母親が80歳未満の時点のHBs抗原(-)の検査結果さえあれば、よいとしています。
ただし、80歳以上の時点の検査の場合は、HBs抗原の(-)だけでは、だめである、と決めています。その理由は、80歳以上になると、B型肝炎に持続感染しているが、ウイルス量が減少して、検出されなくなるという、HBs抗原の陰性化が無視できない程度に発生することが知られているため、HBc抗体も併せて確認せよ、という主張です。

しかし、通常の病院では、特別の要望が無い限り、HBc抗体を検査しているところは皆無です。
Y.Sさんには、母親の兄(すでに死亡している)についても調べてみることにしました。
Y.Sさんは、一生懸命、病院にあたったりしています。

 
ぜひ、ご連絡下さい。

 

 

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北村法律事務所 弁護士 北村明美
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