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【B型肝炎訴訟】 2度目の給付金請求の場合、1回目の給付金の金額は差し引かれるか②(石川県Iさん)

~弁護士 北村明美のB型肝炎ブログ~

 

(石川県在住T.Iさんより)

Q.私は、前に慢性B型肝炎で150万円給付金をもらいました。発症してから20年以上たっていたし、特に何らの治療もしていなかったからです。

給付金が150万円しかもらえなかったときは、とても残念な気持ちでした。

「ALT(GPT)が35とか42とかだし、B型肝炎ウイルス量がそれほど多くないから、バラクルードを必ず飲むことをすすめない。飲み始めると一生飲まなきゃいけないから」と医師から言われ、何の治療もしませんでした。

ところが先日の検査で、軽い肝硬変だと言われてしまいました。

バラクルードを飲めと言ってくれたらよかったのにと思いました。

追加給付金は、2500万円からすでにもらった給付金150万円を引いた、2350万円ですか?

 

A.いいえ、150万円を差し引かず、2500万円もらえます。

これも、B型肝炎特別措置法第11条を読み込めば、そうなります。

ただし、1250万円もらった方が、軽度の肝硬変になった場合は、

2500万円―1250万円=1250万円

が、もらえるだけです。

 

 

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