【B型肝炎訴訟】 無症候性キャリアか、慢性肝炎か、肝硬変かをみきわめよう。
2016.11.04 B型肝炎訴訟ブログ,B型肝炎給付金請求訴訟
~弁護士 北村明美のB型肝炎コラム~
B型肝炎が無症候性キャリアなのか、慢性肝炎なのか、肝硬変までいっているのかを見極めるのは、とても大切なことです。
なぜなら、請求する金額が違ってくるからです。
また、20年を経過しているか、していないかというところでも、違ってくるからです。
先日は、無症候性キャリアだと思っていたら、B型慢性肝炎である方をご紹介しました。
無症候性キャリアであれば、20年以上経過しているので、50万円しか請求できません。
でも、B型慢性肝炎であれば、慢性肝炎の発症は、平成24年だったので、20年以上経過しておらず、1250万円請求することができました。
また、B型慢性肝炎の人で、20年以上経過している方であっても、肝硬変にまでなっていると判断されると、20年経過していない肝硬変になる事が多く、軽い肝硬変でも2500万円満額請求できます。
だから、自分の病態が何であるのかを見極めるのは、とても大切なことになります。
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北村法律事務所 弁護士 北村明美
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