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【B型肝炎訴訟】 B型慢性肝炎か、肝硬変か

~弁護士 北村明美のB型肝炎ブログ~

 

肝生検をしない場合は、主に画像診断で肝硬変か否かを判断します。

慢性肝炎の場合は、肝臓の表面がなめらかなのですが、肝硬変になると、次のような症状になります。

 

①肝臓の表面:結節状の凹凸

②肝臓の大きさ:左葉と尾状葉の腫大、右葉の委縮

③辺緑:鈍化

④肝実質エコー:粗造化、不均一化

⑤脈管系:門脈枝蛇行、門脈枝・静脈枝描出不良、門脈内血栓の出現

 

肝臓以外の所見

⑥別の肝臓以外の所見:腹水がたまり、脾腫、側副血行路

⑦血液検査の血小板が基準値より少なくなります。

 血小板も、大きなメルクマールになります。

 

***

国が、肝硬変かどうかわからないといってきたとき、治療をして下さっている医師に意見書を書いてもらったことがあります。

 

その医師は、肝臓の表面が凸凹しているというだけでも、肝硬変だといえるという意見書を書いて下さいました。

 

そして、肝硬変と認めさせることができました。

 

後日、肝硬変のうち、軽度なのか、重度なのかの判断基準をお知らせします。

 

 

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