【B型肝炎訴訟】 B型肝炎で母子感染でないことを立証したいのですが、母は亡くなり、姉とも絶交状態です。(岐阜県Oさん)
2016.12.27 B型肝炎訴訟ブログ,B型肝炎給付金請求訴訟
~弁護士 北村明美のB型肝炎ブログ~
(岐阜県高山市在住N.Oさんより)
Q.昨日の人とよく似ているのですが、母は、8年前に食道がんで亡くなっています。認知症にもなっていました。
実は、B型肝炎ではない2番目の姉と、母が死んだあとケンカをして絶交状態です。
どうしたらいいですか。
A.まず、お母さんが亡くなった病院に血液検査結果がないか調べましょう。
お母さんは、78才で亡くなっておられるとのことなので、そこで、HBs抗原が(-)であるという血液検査結果があれば、母子感染ではないことが立証できます。
お母さんのHBs抗原(-)の血液検査結果がどうしても見つからない場合、2番目の姉と仲の悪くない3番目のお姉さんから、2番目の姉に血液検査をしてもらうよう、頼んでもらうという手もあります。
「頭はいくら下げても、何も減らない。」という言葉は、ドクターXの中で西田敏行さんが台詞として言っていましたし、千昌男さんも多額の借金を背負った時に、言っていたと思います。