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【B型肝炎訴訟】 B型慢性肝炎か、肝硬変か(石川県Yさん)

~弁護士 北村明美のB型肝炎ブログ~

 

(石川県在住U.Yさんより)

Q.私の場合、B型慢性肝炎なら、発症してから20年以上たつので、時効で300万円にしかなりません。

肝硬変と診断してもらえるなら、時効もクリアできます。長い間B型肝炎で苦しんできたので、何とかなりませんか。

 

A.U.Yさんは、慢性肝炎と診断されると、判明してから20年以上たっているので、時効のため、わずかしか給付金がもらえない方だった。

金沢医療センターの太田医師は、「肝生検は、組織の一部を見るだけなので、全体把握ができない。U.Yさんは、肝生検では、A2F3で慢性肝炎の状態だが、CTスキャンやエコーによれば、肝臓の表面は凸凹して左葉が腫大し、脾臓も腫大している。血小板も減少しているので、肝硬変だ。」と診断して下さった。

おかげで、U.Yさんは、消滅時効を免れ、軽度の肝硬変として、2500万円の給付金をもらうことができたのである。

しかし、一方では、肝生検の結果を重視して、新犬山基準があるから、慢性肝炎としか、診断できないという、硬直化した医師もいる。

プライドが高く、肝生検というメルクマールがある以上、慢性肝炎としか書けないと言い張るのである。しかも、8年前の肝生検なのに。

患者の立場に、立ってほしい!

 

 

すばらしい医師―肝生検の結果だけによらず、肝臓全体の状態をみて、「肝硬変」と診断して下さった金沢医療センターの太田医師。

 

 

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