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【B型肝炎訴訟】 ALT(GPT)が基準値内ですが、慢性B型肝炎として訴訟はやれますか(愛知県Sさん)

~弁護士 北村明美のB型肝炎ブログ~

 

(愛知県名古屋市在住N.Sさんより)

Q.母親が血液検査をしたところ、HBs抗原が(+)でした。

でも、母親は、特にだるいことなど何もなく、肝臓の数値であるALT(GPT)は18で、基準値内なのです。

 

医師は、エコーをやると、少し肝臓が粗雑になっていると言って、慢性肝炎という診断をしてくれました。

 

母親が慢性肝炎ということで、B型肝炎訴訟はやれますか。(名古屋市N.S)

 

 

 

A.国は、慢性肝炎というためには、ALT(GPT)の数値が半年をまたいだ2時点において、異常値であることを要求します。

 

異常値というのは、基準値より高い数値をいいます。

 

たとえば基準値が6~30なら、31以上の数値が、6ヶ月をまたいだ2時点で出てしまうということです。

 

母上が初めてALTを調べたときに、18であったのなら、もう少し待って、ALTの値が高くなるかどうか、再度調べて下さい。

今の時点では、無症性キャリアとしてしか、認定されないと思います。

 

 

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