B型肝炎給付金請求訴訟

【B型肝炎訴訟】 カルテは1ヶ月半分しかなく、病院は肝臓の専門医がいませんでした。それでもB型肝炎訴訟をして給付金はもらえますか(岐阜県Wさん)

~弁護士 北村明美のB型肝炎ブログ~

 

(岐阜県多治見市K.Wさんより)

Q.昨日のブログを読みました。

 

私の場合も、父がB型肝炎の肝がんで亡くなっています。

父は、病院が嫌いで、具合が悪くなって病院に行った時に、すでに末期の肝がんでした。

それから1か月半後に亡くなってしまったのです。

そのため、カルテは1か月半分しかありません。

しかも、その病院は、肝臓の専門医がいなかったようなのです。

それでも、B型肝炎訴訟をやって、給付金はもらえるでしょうか。

 

 

A.肝臓は、沈黙の臓器なので、具合が悪くなったときに、既に手遅れというケースの相談が、何件かあります。

 

それでも、1か月半というのは、一番短いですね。

 

「B型肝炎ウイルス持続感染者の病態に係る診断書」を、その病院の内科医に書いてもらい、病院の1か月半のカルテの中に、HBs抗原(+)等という血液検査結果があれば、トライしてみましょう(もちろん、他の要件も出来る限り満たす必要があります。)。

 

厚労省がいう、困難事案のケースですが、困難事案であることをわかった上で、トライするということになります。

 

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北村法律事務所 弁護士 北村明美
(全国対応いたします。)

B型肝炎訴訟・B型肝炎給付金の相談料・着手金は無料です。
弁護士報酬は、実質2%になります。ただし、困難事案は、別途相談させて下さい。
実費は別途必要となります。

 

【B型肝炎訴訟】 亡父のためにB型肝炎訴訟を起こしたいのですが、父がB型肝炎だと診断された病院がどこかわかりません(東京都Aさん)

~弁護士 北村明美のB型肝炎ブログ~

 

(東京都在住K.Aさんより)

Q.父は、7年前にB型肝炎の肝がんで亡くなりました。

B型肝炎訴訟を起こすために、資料を探していましたが、父がB型肝炎だと診断された病院が、どの病院なのかよくわかりません。

もし、病院がわかったとしても、カルテは残っていないと思います。

それでも、大丈夫でしょうか。

 

A.はい、大丈夫です。

B型肝炎だと診断された病院がわからない場合は、提出しなくてもいいのです。

 

父上が、B型の肝がんで亡くなった7年前のカルテは残っていますよね。

それは、確保する必要があります。

 

また、カルテは、何年分かないと、持続感染を証明することができませんので、父上が亡くなった病院に問い合わせて、捨てないようにしてもらい、もらってきて下さい。

 

 

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【B型肝炎訴訟】 父はB型肝炎で、父の母は亡くなっています。父の兄は健在ですが、異父兄弟です。B型肝炎の給付金はもらえますか(栃木県Kさん)

~弁護士 北村明美のB型肝炎ブログ~

 

(栃木県U.Kさんより)

Q.父は、肝硬変から肝がんになって、大変な思いをしました。

何とか一命はとりとめ、退院することができましたが、とても大変でした。

父は、昭和23年生まれです。

給付金をもらうには、どうしたらいいですか。

父の母は、8年前に転んでケガをして、そのまま亡くなってしまっています。

父に兄はいるのですが、異父兄弟です。

 

A.お父さんがB型肝炎訴訟をして給付金をもらうには、まず母子感染でないことを証明する、お父さんのお母さんの血液検査結果か、お父さんの年上の兄の血液検査結果が必要です。

お祖母さんは、8年前に亡くなっておられるとのことなので、当時のカルテは残っているのではないかと思うのですが、そのカルテの中に血液検査結果はないでしょうか。

 

なければ、お父さんの兄上に、血液検査をしてもらうことになります。

 

父親が違う異父兄弟ですが、大丈夫ですか?ということですね。

お母さんさえ同じであれば、大丈夫です。

 

 

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【B型肝炎訴訟】 私も母も、B型肝炎です。B型肝炎訴訟はできますか(島根県Hさん)

~弁護士 北村明美のB型肝炎ブログ~

 

(島根県在住S.Hさんより)

Q.私は、B型慢性肝炎です。

母もB型肝炎なので、私は母子感染だと思います。

母は、昭和20年生まれです。

母の母(祖母)は、10年以上前に亡くなりましたが、B型肝炎であったかどうかはわかりません。

母には兄がいましたが、もう亡くなってしまっています。

B型肝炎訴訟はできますか?

 

A.お母さんの生年月日は、「昭和16年7月2日~昭和63年1月27日」の範囲に入っています。

 

お母さんが母子感染でないことを証明できれば、B型肝炎訴訟をして、お母さんもあなたも給付金をもらえる可能性があります。

 

まずは、お祖母さんか、お母さんのお兄さんの血液検査結果がないかどうか、探してみて下さい

 

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【B型肝炎訴訟】 亡くなった父のためにB型肝炎訴訟を起こしたいのですが、どういうものを集めればいいですか(愛知県Aさん)

~弁護士 北村明美のB型肝炎ブログ~

 

(愛知県名古屋市在住T.Aさんより)

Q.父が、去年の12月にB型の肝がんで亡くなりました。

こういう場合、遺族が給付金をもらえるということを、つい最近知り、お電話しました。

 

どういうものを集めればいいですか。

 

A.まず、母子感染ではないことを証明するために、父の母、つまりお祖母さんの血液検査結果を探して下さい。

お祖母さんは、8年前に胃がんで亡くなっておられるわけですね。

8年前であれば、何とかカルテは残っていると思いますので、入院しておられた病院に聞いてみて下さい。

 

ただし、どの病院も、HBs抗原しか検査しておらず、HBc抗体は検査していないのが普通なので、お祖母さんが80才未満の時点のHBs抗原が(-)という血液検査結果が必要です。

 

厚労省は、その理由を、「80才以上の時点の検査の場合は、HBs抗原の陰性化(持続感染しているが、ウイルス量が減少して検出されなくなること)が無視できない程度に発生することが知られているため、HBc抗体も併せて確認することが必要です。」と説明しています。

 

釈然としませんが、お祖母さんの80才未満の血液検査結果を探しましょう。

 

 

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【B型肝炎訴訟】 B型肝炎訴訟の資料の集め方には、順番があります!(千葉県Dさん)

~弁護士 北村明美のB型肝炎ブログ~

 

(千葉県在住S.Dさんより)

Q.私は、B型肝炎に感染しており、今では軽度の肝硬変にまでなっています。

4年前に大きな法律事務所に相談し、カルテなどたくさんの資料をそろえました。

その後で、母親に血液検査をしてもらったところ、HBs抗原は(-)だったのですが、HBc抗体が(+)で、10.10でした。

そのため、訴訟はやれないと言われて、諦めていました。

 

でも、あんなに苦労してカルテなどを集めたので、釈然としませんでした。

何とかならないでしょうか。

 

A.何とかなるかもしれません。

すぐに、その資料のコピーを送って下さい。

 

また、カルテなど資料を集める前に、お母さんの血液検査結果を確認することが大切です。

お母さんの血液検査結果が、例えばHBs抗原(+)であれば、その先へ進んでもしょうがないという場合があるからです。

 

資料の集め方には、順番があるのですよ。

 

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【B型肝炎訴訟】 母も私も兄もB型肝炎ですが、三次感染者として給付金はもらえるでしょうか(岩手県Iさん)

~弁護士 北村明美のB型肝炎ブログ~

 

(岩手県在住Y.Iさんより)

Q.母は、B型肝炎の肝硬変で2016年3月に亡くなりました。

母は、1948年生まれです。

祖母は、1924生まれですが、20年ほど前にくも膜下出血で救急搬送され、手術をしましたが、亡くなりました。

 

私や兄は、B型肝炎の無症候性キャリアです。

 

母や私や兄の3人は、B型肝炎訴訟を起こして給付金はもらえるでしょうか。

 

祖母がB型肝炎だったとしても、私や兄は、三次感染者として給付金がもらえるようになったのではないでしょうか。

 

 

 

A.B型肝炎に感染した三次感染者の方も、給付金がもらえるようになりましたが、あくまでも一次感染者の祖母(祖父)が、予防接種で感染したこと等を証明しなければなりません。

 

祖母が1924生まれとのことですので、予防接種によるB型肝炎罹患者として救済される条件に合いません。

 

B型肝炎特別措置法で救済される方の生年月日は、1941(昭和16)年7月2日から1988(昭和63)年1月27日までだからです。

 

したがって、お母さんやあなた方が給付金をもらうには、祖母がB型肝炎ではなかったことを証明する必要があります。

 

まず、祖母が、脳外科手術をした病院にHBs抗原の血液検査結果がないか調べて下さい。

 

HBs抗原が(-)であれば、お母さんは一次感染者として、あなたとお兄さんは二次感染者として、給付金がもらえる可能性が大きいです。

 

脳外科手術をする場合、必ずHBs抗原の検査をしますので、その病院にあたってみて下さい。

 

ところで、お母さんには、年上の兄や姉はいませんか。

その情報もほしいです。

 

 

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【B型肝炎訴訟】 血液検査結果は、注意深く確認しましょう!(静岡県Kさん)

~弁護士 北村明美のB型肝炎ブログ~

 

(静岡県在住Kさんより)

Q.母親は認知症で、老人ホームに入っています。

その老人ホームに訪問診療をしている医者にお願いして、母親の血液検査をしてもらいました。

 

すると、HBs抗原(―)、HBc抗体(+)CLIA法13.2と書いてありました。

だめですか?

 

A.医師の署名押印のある、1枚目の書面は、HBc抗体(+)CLIA法13.2と書いてありました。

 

その書面に添付されている血液検査結果表を見ると、「HCV抗体CLIA法13.2」になっていました。

 

北村法律事務所では、医師にお渡しするお願い文に、「HBc抗体」の検査をして下さいとお願いしているものです。

 

ところが、訪問診療の医師は、肝炎のことに詳しくない方だと思うのですが、HBc抗体を、HCV抗体に、間違えたのです。

 

もう一度、HBc抗体を調べてもらうよう、きちんと説明して、その医師にお願いするよう、息子さんにお伝えしました。

 

医師は間違えないということは、ないのです。

肝炎専門医や、肝炎に詳しくない医師は、このような基本的な間違いもしますので、注意深く、血液検査結果をみることが必要になってきます。

 

 

 

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【B型肝炎訴訟】 B型肝炎で母子感染でないことを立証したいのですが、母は亡くなり、姉とも絶交状態です。(岐阜県Oさん)

~弁護士 北村明美のB型肝炎ブログ~

 

(岐阜県高山市在住N.Oさんより)

Q.昨日の人とよく似ているのですが、母は、8年前に食道がんで亡くなっています。認知症にもなっていました。

 

実は、B型肝炎ではない2番目の姉と、母が死んだあとケンカをして絶交状態です。

 

どうしたらいいですか。

 

A.まず、お母さんが亡くなった病院に血液検査結果がないか調べましょう。

お母さんは、78才で亡くなっておられるとのことなので、そこで、HBs抗原が(-)であるという血液検査結果があれば、母子感染ではないことが立証できます。

 

お母さんのHBs抗原(-)の血液検査結果がどうしても見つからない場合、2番目の姉と仲の悪くない3番目のお姉さんから、2番目の姉に血液検査をしてもらうよう、頼んでもらうという手もあります。

 

「頭はいくら下げても、何も減らない。」という言葉は、ドクターXの中で西田敏行さんが台詞として言っていましたし、千昌男さんも多額の借金を背負った時に、言っていたと思います。

 

 

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【B型肝炎訴訟】 4人兄弟ですが、そのうち3人がB型肝炎です。給付金はもらえますか。(富山県Eさん)

~弁護士 北村明美のB型肝炎ブログ~

 

(富山県在住Y.Eさんより)

Q.私は、男ばかりの4人兄弟の末っ子です。

二男だけB型肝炎ではないのですが、長男が無症候性キャリア、三男と私は、B型慢性肝炎です。

 

B型肝炎訴訟をして、給付金はもらえるでしょうか。

 

A.お母さんに、血液検査をしてもらって下さい。

HBs抗原(-)で、HBc抗体が(+)であっても10より小さい数値であれば、母子感染ではないことを証明できます。

 

すぐに、お母さんに血液検査をしてもらって下さい。

 

あなたが給付金をもらえるのであれば、長男さんも三男さんももらえるケースです。

 

 

 

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